第12回 日本精神科医学会学術大会が、テーマ「コロナ・災害からの復興と支援」のもと10月12日(木)~13(金)熊本城ホールで行われ、当院および法人施設からも15名が参加しました。当学会は日本精神科病院協会(日精協)が主催し、今回は熊本県での開催です。熊本県精神科協会(熊精協)は相澤明憲先生(日精協 常務理事、熊精協 会長)を大会長、荒木邦生先生(日精協 熊本県支部長、熊精協 副会長)を実行委員長とし、令和4年4月から1年以上かけて準備を進めてきました。
当法人理事長の高森薫生(日精協 熊本県副支部長、熊精協 副会長)も、当日は座長やシンポジウム「障害者に対する支援システムを考える」で登壇し、高齢者医療政策や地震・クラスターをはじめとした災害対応について、発表者の方々と意見を交わしました。
また職員からも4階病棟看護師 坂井勇太が「特定技能外国人の方々との関わりを通して」、介護老人保健施設阿蘇グリーンヒル 看護師長 髙野晶数が「介護老人保健施設での看取りを通して」、特別養護老人ホームあそん里 生活相談員 坂本大樹が「特別養護老人ホームにおける看取りの携わりについて」の演題でスライド発表を行いました。大変緊張しましたが、会場から寄せられた質問へも回答し、無事に発表を終えることができました。地元で行われた学会に参加し、さまざまな発表に触れ、刺激を受けた2日間となりました。患者様や入所者の方々のお役に立てるよう、この学びを活かしていきたいと思います。
2023.10.19