



10月20日と27日に作業療法活動の一貫として阿蘇一の宮門前町商店街を散策しました。当院から阿蘇神社までの約500mの横参道からつづく小径(こみち)には昔からの商店と湧き水の「水基(みずき)」が点在しています。この地域に住む人びとは古くから湧き水に恵まれ、「水基」は生活に寄り添う水飲み場となっています。
「水基」にはそれぞれ名前がついており、設置してある場所にちなんだネーミングになっています。当院の職員寮には「薫和泉(くんわせん)」という水基があります。
今回の散策ではこの「水基」を探しながらゆっくりと歩きました。季節のかわりめで少し肌寒い日でしたが、久しぶりに外の空気にふれ、寒さを忘れてみなさん笑顔で歩かれていました。きれいな水の流れをみたり、商店街の景色を楽しんだりぬくもりを感じながら、気持ちよく歩くことができました。
これからも自然にふれながら入院されている方の気分転換やリフレッシュにつながるような作業療法活動を大切にしていきたいと思います。
みなさんも当院の近くへお越しの際は、ぜひ水基めぐりも楽しんでみてください。




